(ブルームバーグ): ニューヨーク原油先物が24日の時間外取引で上昇している。23日は2月初旬以来の安値で取引を終えたが、スエズ運河で巨大コンテナ船が座礁し、船舶の航行に支障を来していることから、世界的な原油輸送に影響が出ないかどうかを投資家は見極めようとしている。
ロンドン時間24日午前7時43分(日本時間午後4時43分)現在、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は1.3%上昇。77セント高の1バレル=58.53ドルで取引されている。一時は0.8%下げていた。23日は6.2%安で終了。
スエズ運河で大型コンテナ船が座礁、世界的な物流の要衝ふさぐ
VIインベストメントのシニア商品アナリスト、ウィル・スンチル・ユン氏(ソウル在勤)はスエズ運河航行不能による原油高は一時的だろうと予想。
INGグループの商品戦略責任者ウォーレン・パターソン氏(シンガポール在勤)は「海運石油取引全体の約10%がスエズ運河経由であることを考えれば多少の影響はあり得る」とした上で、「混乱は極めて一時的なものにとどまると思う」と述べた。
原題:Oil Gets Suez Blockage Bounce Following Demand-Driven Sell-Off(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Sharon Cho
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