エジプト北東部のスエズ運河で大型コンテナ船が座礁した事故で、船舶を所有する「正栄汽船」(愛媛県今治市)は25日、「スエズ運河を航行中、航行予定の船舶の関係者に多大な心配をかけ申し訳ない」と陳謝するコメントを発表した。事故の影響で、日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業を統合した定期コンテナ船会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」のコンテナ船2隻が運河手前の地中海側で待機を余儀なくされ、運航に遅延が出始めている。 正栄汽船によると、乗組員のインド人25人に死傷者はいないという。座礁した大型船をタグボートや重機を使って移動させる作業が続いているが、船首部分が岸に食い込んで抜け出せず、25日時点で復旧の目途はたっていない。船から油が流出する事故は確認されていないとしている。 座礁したのは台湾のエバーグリーン・マリンが運航する全長約400メートルのコンテナ船。正栄汽船は船舶管理会社に乗組員の手配などを委託した上で、運航会社に船舶を貸し出す用船契約を結んでいる。正栄汽船の担当者は「船を移動させ早急に修理に取り掛かりたい」と話した。
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