菅義偉(すが・よしひで)首相は21日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式に出席し、自衛隊の最高指揮官として卒業生約500人に訓示した。旧ソ連崩壊から30年間の安全保障環境の変化を引き合いに「30年後は諸官が自衛隊の主要幹部になっている。これまでにない課題や脅威が現れ、新たな任務が付与されていると思う。進んで新しいことに挑戦して、将来の変化に適応してほしい」と語った。 また、来月予定する訪米については「バイデン米大統領との個人的信頼関係を深めつつ、日米同盟のさらなる強化にしっかりと取り組む決意だ」と強調した。 首相は新型コロナウイルス禍での自衛隊による医療機関支援にも言及し、「延べ2万人を超える隊員が各地に派遣され、国民に寄り添い、活動していることを誇りに思う」と述べた。 本科の卒業生は留学生を除き397人。うち女性は52人。留学生は23人だった。任官辞退者は28人で昨年より7人減った。 卒業式は新型コロナ拡大防止のため、昨年に続いて卒業生の家族や来賓を招待せずに開催。多くの学生への卒業証書授与は前日に行われ、この日の式典では代表卒業生にのみ授与された。
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