Thursday, March 18, 2021

広島高裁、伊方原発の運転差し止め仮処分決定を取り消し…10月末以降に再稼働か - 読売新聞

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 四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止めた広島高裁の仮処分決定について、同高裁(横溝邦彦裁判長)は18日、四電の異議を認め、決定を取り消した。昨年1月の決定は、原発の至近距離に活断層がある可能性などを理由に運転を差し止めたが、この日の保全異議審決定で、横溝裁判長は「活断層がないとする四電の評価に不合理な点は認められない」などと判断した。

 仮処分は、山口県の住民3人が山口地裁岩国支部に申し立てた。同支部が2019年3月に申し立てを却下したが、即時抗告審で差し止めの決定が出た。

 保全異議審では阿蘇山(熊本県)の噴火の評価も争点となったが、横溝裁判長は「四電の想定が過小とはいえない」と判断した。今回の差し止め決定の取り消しで、伊方3号機は再稼働が可能となる。再稼働は今年10月末以降になる見通し。仮処分を申し立てた住民側は、最高裁への特別抗告などを検討する。

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