孫３人が留守番か、住宅全焼し焼け跡から２遺体…次男と長女か - 読売新聞

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　２１日午後７時半頃、宮崎県西都(さいと)市南方の会社員井上耕一さん（６０）方から出火、住宅１棟と倉庫２棟を全焼し、住宅の焼け跡から子どもとみられる２人の遺体が見つかった。県警西都署によると、井上さんの長女夫婦の子ども３人のうち、次男（９）、長女（３）と連絡が取れていない。同署は、亡くなったのはこの２人の可能性もあるとみて、身元の確認を進めている。

　発表によると、井上さんは長女家族との６人暮らしで、井上さんと長女夫婦は外出中だった。夫婦の中学生の長男（１３）は２階から飛び降りて腰の骨を折り、病院に搬送された。全焼した住宅は鉄骨２階建てで、木造平屋が併設されている。

　現場は西都市役所から北西約２・５キロの住宅地。午後８時頃に駆けつけたという消防団員の男性は「火の勢いが強く、手がつけられなかった。近年にない惨事で残念だ」と語った。

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