長野県内では、新型コロナウイルスの感染者5人の死亡が明らかになったほか、1日に発表される感染者数としては最多の4328人の感染が確認されました。県は、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
長野市によりますと、死亡が明らかになったのは70代から90代の男女合わせて5人で、いずれも基礎疾患があったということです。
県内で死亡した感染者は432人になりました。
また、県と長野市、松本市によりますと、県内で新たに感染が確認されたのは4328人で、先週の水曜日より507人増えました。
1日の発表者数が4000人を超えるのは初めてで、これまでで最も多くなりました。
新たな集団感染は高齢者施設や医療機関など合わせて17か所で確認されました。
これで、県内の感染者数の累計は29万1017人となりました。
22日夜の全県の病床使用率は60.8%で、地域別では、東信が83.3%、北信が76.2%、中信が58.6%、南信が56.3%となっています。
重症者用病床の使用率は2.3%です。
県は「寒い時期となり室内の換気をしづらくなっていることなどで感染者が増えている。マスクの着用や手洗い、手指消毒をこまめにするなど基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼びかけています。
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