2022年06月07日13時07分
ソニーグループ(旧ソニー)は7日、元社長の出井伸之(いでい・のぶゆき)氏が死去したと発表した。84歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。後日「しのぶ会」を開く。
早大政経卒。1960年にソニーに入り、95年社長就任。2000年から05年まで会長兼最高経営責任者(CEO)を務め、経営の多角化を進めた。
社長在任中、音響・映像(AV)機器とITの融合を目指して「デジタル・ドリーム・キッズ」をスローガンに掲げ、96年に家庭用パソコンを発売。また映画、音楽事業を拡大させ、インターネット銀行に参入するなど金融事業にも注力した。
しかし、競争激化により薄型テレビなどは不振が続き、主力の電機事業は低迷。会長兼CEO時代の03年4月、業績不振を受けてソニー株がストップ安となり、これをきっかけに日経平均株価が急落した「ソニー・ショック」が起きた。05年に業績不振の責任を取る形で退任。その後もソニーの業績低迷は続き、出井氏が手掛けたパソコン事業は14年に売却された。
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