横浜高島屋Foodies’Port2 ベーカリースクエア内の「KANAGAWA BAKERs’ DOCK」では6月15日から28日までの期間、販売期限切れのパンを堆肥に活用して育てた野菜を使ったパン「ぱんクル(ぱん+リサイクル)」を販売する。
ベーカリースクエアでは、国内でも有数の規模を誇るベーカリーコーナーとして、1日1万個以上のパンを販売する中で、閉店後のパンの冷凍販売や、賞味期限間近のパンを使った発泡酒の販売など“食品ロス”問題にも取り組んでいる。
またオープン以降、販売期限切れのパンを定期的に山梨県北杜市の農場に送り、酵母と納豆菌など土づくりに良い菌を加え、菌の力で発酵させることで堆肥化。廃棄処分を避けられなかった販売期限切れのパンを堆肥の原料の一部として再利用する取り組みも行なっている。
「ぱんクル」第1弾に続く、第2弾では、この堆肥を使った良質な土壌で耕作した「春菊」、「キャベツ」、「スイスチャード」を収穫し、地元・神奈川県内のベーカリー3社(トレフール、ローゼンボア、パーネディトゥッティ)の協力のもと商品化、環境に配慮した“循環型のパン”の販売を行なう。
なお、次回の収穫は2022年秋頃を予定しているという。
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