新型コロナウイルスのワクチン供給が遅れている問題を巡り、河野太郎行政改革担当相は14日の衆院内閣委員会で、自身の想定を上回るペースで自治体が接種を進めていることを「冷戦でソ連の計画経済が西側の自由経済に負けたのは、そこではないか」と独特な表現で例えた。
ワクチンを巡っては、各地で供給不足による予約停止が相次いでいる。これについて足立康史議員(維新)が「有事にあっては国がもっと市町村に指揮命令したらいいと思う。今の法律ではできないので、そういう有事法制が必要だ」とただした。
河野氏は「おっしゃることは一理ある」としつつ「首相が(ワクチン接種の目標を)1日100万回と言った時に、私は1日70~80万程度かと思っていました。私が全権を持っていたら1日100万回で線を引いていたと思う。今ではそれを遥かに超えて、自治体が1日140万回くらい打っている」と、当初の想定を上回っている現状を認めた。その上で「自治体がそれぞれ自分の特色を考えてやるのはすごく大事。冷戦でソ連の計画経済が西側の自由経済に負けたのは、そこなんじゃないかなと思う」と述べた。
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