静岡県内では26日、新たに58人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。月曜日としては過去最多です。静岡県東部を中心とした感染拡大を受けて、県は、沼津市と下田市の飲食店を対象に28日から営業時間の短縮を要請するほか、県内観光の促進事業も停止を決めました。 新規感染者は58人で、月曜日としてはこれまでで最も多かった5月10日の55人を上回り、過去最多です。 自治体別では静岡市が12人、浜松市が11人のほか、下田市が10人、磐田市が6人、沼津市が5人などとなっています。 下田市では、接待を伴う飲食店で26日までに従業員と客のあわせて8人が陽性となり 新たなクラスターと判定されました。
時短要請…川勝知事「感染力強いデルタ株による感染拡大を防止」
26日正午、静岡県の川勝平太知事は臨時の記者会見を開き、『時短』要請を発表しました。 静岡県 川勝平太知事:「沼津市、下田市において、市内全域の飲食店を対象に営業時間短縮を要請することと致しました。感染力が強いデルタ株による感染拡大を防止し、安定した医療提供体制を維持するために、地域社会全体での対策を強化するための措置」 飲食店への時短要請は、沼津市全域のおよそ2240店舗、下田市全域のおよそ630店舗が対象です。期間は28日から8月10日までの14日間で、午後8時までの営業時間短縮と午後7時以降の酒類の提供の自粛を求めます。 要請に応じた店舗には、店の規模に応じて1日あたり2万5000円から7万5000円の協力金を支給します。 沼津市や下田市では先週以降、飲食店でのクラスターがそれぞれ相次いで発生。人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は、沼津市で29・5人とステージ4の目安となる「25人」を超え、下田市では226・8人と急激に増加しています。 また県は、宿泊代などを補助する県内観光の促進事業についても、8月30日以降から当面の間、新規予約の割引を停止することにしました。
オリ・パラの対応は変えず
一方、東部には東京オリンピック・パラリンピックの競技会場もありますが、川勝知事は観客に関する対応などはすぐに変える方針はない考えを示しました。 川勝知事:「沼津、下田はオリパラに直接の関係ないクラスター発生であり、感染者の増大、急変があるかもしれないことは念頭におきながら、ステージ2における県の方針を順守してやっていきたい」
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