神戸市は2日、国による新型コロナウイルスの米ファイザー社製ワクチンの供給が不足しているとして、市内の大規模会場などの6日以降の1回目の接種予約をすべて取り消すと発表した。5日以降に予定していた59歳以下の予約の受け付け開始も当面の間、延期する。ワクチンの2回目の接種を優先するため、必要量を確保する。
医療機関での個別接種を含め、市内のすべての接種会場で1回目の新規予約も一時停止する。市によると、今月19日~8月1日までのファイザー製ワクチンの供給量が、市の希望量の2割程度にあたる約16万回分の見通しであることが判明した。6月21日~7月4日、7月5~18日についても供給量が希望量の半分以下になっている。
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