集落や市街地へのクマの大量出没は、夏の大雨・猛暑と並び、今年の秋田を象徴する出来事だった。県警によると、目撃約3660件、人身被害70人はいずれも過去最多。これまでの記録を大幅に塗り替えた「異常年」の特徴を、データと地図から探った。(デジタル編集部・斉藤賢太郎)
県がまとめた今年4~12月中旬のクマ出没データ3278件を基に、秋田魁新報が地理情報システム(GIS)で分析した。県警の統計と件数が異なるのは、位置情報(緯度経度)を加える作業が追い付いていない分があるため。また、県のデータには目撃者が直接投稿した分も含まれる。
この中から秋田市における目撃(626件)と人身被害(15人)を抽出し、時系列で表示したのが下のマップ。9月ごろから目撃件数が増えて山際を埋め尽くし、山から離れた市街地でも出没が相次いだ様子が見て取れる。
10月9日には秋田市新屋の雄物川近くの住宅地にクマが現れ、60~80代の男女5人が負傷。
からの記事と詳細 ( クマ異常出没、目撃頻度が高かったエリアは? 3200件をデジタル地図で分析|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版 )
https://ift.tt/xNdBZE5
日本
0 Comments:
Post a Comment