沖縄気象台は１７日、台風に関する記者説明会を開き、正午現在日本の南にあり時速１５キロで北西に進む熱帯低気圧が、同日夜に台風になり、強い勢力で沖縄地方に接近する見込みだと発表した。最接近は、大東島地方で１９日の昼過ぎから夕方、沖縄本島地方で２０日、先島諸島で２１日を予想している。警報級の大雨となる恐れもあり、気象台は土砂災害などに警戒を呼び掛けている。
7月17日正午現在の熱帯低気圧の進路予想図（気象庁HPより）
気象台によると、１９日午前９時に中心気圧９８５ヘクトパスカル、最大風速３０メートル、２０日午前９時に中心気圧９７０ヘクトパスカル、最大風速３５メートル、２１日午前９時に中心気圧９６５ヘクトパスカル、最大風速４０メートルになる見通し。
大東島地方や沖縄本島地方では１９日から強風となる見込み。２０日から２１日は沖縄本島地方で暴風になり、強烈な風が吹く恐れもある。大しけや高波にも警戒が必要。沖縄本島地方では２０日から２１日に警報級の大雨となる見通し。
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