Monday, July 19, 2021

沖縄本島地方は暴風域にかからない可能性も 台風6号、ゆっくりと北西へ【19日午後1時半】 - 沖縄タイムス

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 沖縄気象台は19日、台風6号について記者会見を開き、今後の進路や影響について説明した。台風は19日午前9時の時点で、南大東島の南約180キロの位置にあり、時速10キロのゆっくりした速度で北西に進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は25メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達している。

台風6号(右)の現在位置(左の円は台風7号)=19日午後12時現在(沖縄気象台のHPから引用)

台風6号(右)の現在位置(左の円は台風7号)=19日午後12時現在(沖縄気象台のHPから引用)

 台風は今後発達しながら西へ進み、大東島地方には19日昼過ぎから夕方、沖縄本島地方は21日、先島諸島は22日から23日に最接近する見込み。中心気圧は20日9時時点で975ヘクトパスカル、21日9時時点で965ヘクトパスカルとなる予想になっている。

 台風の進路が予報円の中心を通った場合、大東島地方、沖縄本島地方は暴風域にはかからない可能性が高い。沖縄本島では20日から、大東島地方は22日にかけて強風が吹く見込みだが、気圧の傾きや台風の勢力や進路によっては、沖縄本島地方では20日夕に暴風警報が出る可能性もあるという。先島諸島では21日から23日は暴風になる見込みで、暴風警報が出される見込みだ。24日も台風の速度などによっては、警報が続く可能性がある。

 大雨については、沖縄本島地方と先島諸島で20日から22日にかけて、警戒が必要だ。沖縄本島地方は20日~22日に、先島諸島では21日~22日に大雨警報が出る見込みとなっている。予想される雨量は、大東島地方が20日正午からの24時間で150ミリ、21日正午からの24時間で大東島地方が100ミリ~200ミリ、沖縄本島地方が100ミリから150ミリ。気象台は、土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水や氾濫について注意を呼びかけている。

 高波にも注意が必要だ。大東島地方は既に波浪警報が発表されており、沖縄本島地方は19日夜に、先島諸島では20日から21日に発表される見込みとなっている。

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