オオズワイガニが北海道・噴火湾でも大量に水揚げされていることから、室蘭漁協は1日、直売会を室蘭市舟見町の同漁協で開いた。1匹200円とあって、販売開始前からクーラーボックスを手にした300人以上が行列を作り、新鮮なカニ880キロ、約4000匹が1時間足らずで完売した。
オオズワイガニは襟裳岬以西の太平洋沿岸で大量発生し、漁網への被害が問題となっている。噴火湾では毛ガニかご漁が解禁された6月20日以降、オオズワイガニが毛ガニと混獲されるようになった。水揚げ量は約4トンと毛ガニの2倍近くに上るが、取引価格は毛ガニの10分の1以下だ。直売会は、オオズワイガニの魅力を知ってもらうと同時に、漁業者の支援にもつながると企画された。同漁協の後藤裕晶さん(39)は「小ぶりですが、足の身入りはいい。味も間違いない」と太鼓判を押す。
販売開始前から並んで100匹を購入した室蘭工大の学生たちは「仲間たちを集めて、盛大にカニパーティーをします」と膨らんだ買い物袋を手に笑顔を見せていた。
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