米国のバイデン大統領のジル夫人の招待で訪米した岸田首相の裕子夫人が20日、読売新聞のインタビューに応じた。訪米の成果として日米間の絆の再確認をあげたほか、5月19~21日に広島市で開催される先進7か国首脳会議(G7サミット)に合わせたファーストレディー(首脳夫人)外交に意欲を示した。
――16~18日の訪米を振り返って。
17日にホワイトハウスを訪ねた。ジル夫人は笑顔で歓待してくれた。私が日本から持参した道具でたてた抹茶を飲みながら懇談したり、庭でスコップを持って桜を植樹したりした。個人的な交流を深め、日米間の絆を再確認できた。桜が成長して花が咲く頃、両国の絆はますます強くなっていると信じている。
――出発前日の15日には首相の選挙演説会場に爆発物が投げ込まれる事件が発生した。
大変ショックで心配だった。だが、主人は「気を付けて行ってきて」と激励してくれた。
――ファーストレディー外交の意義は。
首脳外交の側面支援になればいい。今回の訪米で、大統領夫妻との関係はより深まった。今後も機会があれば積極的に行い、外交に貢献できればと思う。心を通わせるような交流ができれば互いの理解が深まり、平和につながる。そういう立場でやっていく。
――広島サミットに向けての意気込みは。
日本の伝統文化、広島の文化、食べ物、風土の魅力が伝わるようなおもてなしをしたい。(聞き手・仲川高志)
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