防衛省は6日午後4時33分ごろ、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島の周辺を飛行中にレーダーから航跡が消えたと発表しました。
航跡が消えたのは、熊本県に司令部がある陸上自衛隊第8師団の第8飛行隊に所属しているUH60JA多用途ヘリコプターだということです。当時、ヘリコプターには操縦士と整備員それぞれ2人のほか、隊員6人の合わせて10人が乗っていたということです。
ヘリコプターは午後3時46分に航空自衛隊宮古島分屯基地を離陸し、周辺の地形を確認するため上空を飛行したあと、午後5時5分、同じ基地に着陸する予定だったということです。当時、目視による飛行を行っていたということです。レーダーから航跡が消えたあとは無線などでの連絡はとれていないということで、自衛隊が捜索を行っています。
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18:45ごろ 岸田首相「人命救助最優先で取り組む」
岸田総理大臣は、午後6時45分ごろ、総理大臣官邸を出る際に記者団に対し「状況は防衛省で確認中だ。いずれにせよ人命救助最優先で取り組んでいく。今把握しているのは以上だ」と述べました。
「UH60JA」は各地の駐屯地などに配備
陸上自衛隊や三菱重工のホームページなどによりますと「UH60JA」は陸上自衛隊では1999年度に配備が開始された多用途ヘリコプターで、各地の駐屯地などに配備されています。
18:10ごろ 巡視船など現場付近の海域到着も手がかりみつからず
第11管区海上保安本部によりますと、水中での捜索や調査など潜水業務を行う潜水指定船「はりみず」のほか、巡視船の「のばる」と「ながやま」「おおがみ」の合わせて4隻は、午後6時10分ごろ現場付近の海域に到着して捜索を始めていますが、今のところ手がかりは見つかっていないということです。巡視船からの情報によりますと、周辺の気象状況はおだやかで視界もいいということです。
気象庁「風や雨が極端に強い状況ではなかったとみられる」
気象庁によりますと、沖縄県の先島諸島付近には前線があって、宮古島の北の海上を中心に大気の状態が不安定となっています。午後4時半ごろには宮古島周辺で積乱雲の顕著な発達はなく雷も検知されていないため、風や雨が極端に強い状況ではなかったとみられるということです。
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