Sunday, May 15, 2022

新規クラスター6件発生/青森県内 - 東奥日報

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 青森県は14日、県内で新たに346人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週と同じ曜日の感染者数を上回ったのは8日連続。新規クラスター(感染者集団)は青森市3件、弘前保健所管内と五所川原保健所管内、むつ保健所管内で各1件発生した。

 検査で陽性が判明した346人の居住地別内訳は、青森市100人、弘前保健所管内81人、上十三保健所管内50人、八戸市41人、五所川原保健所管内とむつ保健所管内が各29人、三戸地方保健所管内16人。検査せずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は7人で、みなし陽性を含む感染者数は353人。5割超の198人の感染経路が分かっていない。

 青森市では私立高校と県立高校、通所型高齢者施設でクラスターが発生。私立高校では運動部で10代8人が感染した。19日まで活動を休止する。関連する形で1人の感染も分かった。県立高校も運動部の10代8人が感染、関連2人の感染が判明した。両校とも屋内の部活動で感染が広まったとみられる。通所型高齢者施設では40~60代男女計6人のクラスターとなり、関連で1人の陽性を確認した。16日まで休業する予定。

 弘前管内の入所型高齢者施設では、50~80代以上男女6人のクラスターとなった。既に約30人の検査が終了している。

 五所川原管内の保育施設クラスターは、10歳未満3人と30、40代女性2人の計5人が感染。今後数人の検査を予定しており、施設は17日まで休業する。

 むつ市によると、むつ管内のクラスターは、むつ総合病院。20~80代以上男女8人(看護師2人、患者6人)の陽性が判明した。いずれも同じ病棟に勤務・入院している。外来診療は通常通り続けるが、手術や入院の受け入れは一部病棟で制限する場合があるという。

 入院者数は前日から6人減の94人。県の確保病床数437床に対する使用率は21.5%。重症は1人、中等症は12人となっている。

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