東京・狛江市の住宅で90歳の女性が殺害された強盗殺人事件で、警視庁は22日、強盗殺人などの疑いで4人の容疑者を逮捕しました。事件当日、現場近くの防犯カメラには実行役とみられる4人のうち1人しか写っていなかったことが分かり、警視庁は、周辺の防犯カメラの位置などを事前に下見したうえでカメラの死角に入って特定を遅らせようとした疑いがあるとみて調べています。
先月、東京・狛江市の住宅で大塩衣與さん(90)が殺害された強盗殺人事件で、警視庁は、東京・中野区で起きた強盗傷害事件で逮捕・起訴された金沢市の土木作業員、永田陸人容疑者(21)や埼玉県川口市の職業不詳、野村広之容疑者(52)ら3人のほか、事件に使われたレンタカーを手配したとして埼玉県三郷市の柔道整復師、福島聖悟容疑者(34)の合わせて4人を22日に強盗殺人などの疑いで逮捕しました。
広島市で起きた強盗殺人未遂事件で逮捕されている24歳の容疑者についても近く逮捕する方針で、福島容疑者以外の4人が実行役だったとみています。
これまでの捜査で、現場の住宅近くの防犯カメラにはこのうち1人の容疑者が単独で行き来する様子が捉えられていましたが、ほかの3人の姿が写っていなかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
メンバーは事件前日に現場周辺を下見していたとみられていて、警視庁は、周辺の防犯カメラの位置を把握したうえでカメラの死角に入って容疑者の特定を遅らせようとした疑いがあるとみて調べています。
また、容疑者らが「ルフィ」や「キム」などと名乗る人物から指示を受けていたとみて、グループの実態や指示系統の解明を急ぐことにしています。
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