Sunday, August 7, 2022

青森県内 2つの医療機関でクラスター判明 - 東奥日報

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 青森県は6日、県内で新たに1429人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」113人も含めた感染者数は1542人。弘前保健所管内は2日連続の最多更新となる449人の感染を確認した。また、同管内と三戸地方保健所管内で医療機関のクラスター(感染者集団)が各1件発生した。

 検査で陽性が判明した1429人の内訳は、弘前管内449人のほか、八戸市245人、青森市200人、上十三保健所管内198人、三戸地方保健所管内135人、五所川原保健所管内124人、むつ保健所管内54人、東地方保健所管内20人、県外4人。8割超の1158人は感染経路が分かっていない。県はこのほか、県の臨時ウェブキット検査センターで24人の陽性を確認した。

 クラスターが発生した弘前管内の医療機関では複数の病棟で30~80代以上の患者または職員等21人の感染を確認。1日から全面的に入院の受け入れを中止している。三戸管内の医療機関は特定の病棟で20~80代以上の患者または職員等10人が感染。4日から入院の受け入れを中止し、外来は一部を除いて受け入れを中止している。

 入院者数は前日から11人減り241人、県の確保病床452床に対する使用率は53.3%に下がった。2次保健医療圏別では、上十三圏域80%台、津軽圏域(弘前保健所管内)60%台、西北五圏域60%台と高水準になっている。

 県は、5日公表の1人の感染確認を取り下げた。7月28日発表分と重複していた。また、8月5日までに発表したみなし陽性9人を取り下げた。後日、陽性が確認されたため。

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